2009年 12月 30日
晋陽飯荘 |
中国のレストラン情報を色々収集している時に何度か目にした印象的な麺があります。蒸籠の中に蜂の巣のようにぎっしりと詰まっている麺。見た目が印象的で、一度食べてみたいと思っていました。莜麺というこの麺は、どうも山西料理らしい。
山西料理と言われても具体的に何も思い浮かばないのですが、調べてみると刀削麺が代表的な山西料理のようです。小麦粉を練って作った塊をナイフで削り取ってお湯に入れ茹でる麺。テレビで麺を削り取っている様子を見たことがあります。でもこれだけでは今ひとつピンときません。ウィキペディアの「菜系」の稿を見ると、揚子江の北にある地方の料理を江北料理と総称し、その江北料理の中に山西料理というのが含まれるようなのですが、同じウィキペディアで「山西料理」の稿を見ると、「現在この名前の項目はありません」だそうです(笑)。
何が山西料理かはともかく、この日の晩は、事前の調査で評判の良さそうな山西料理の店「晋陽飯荘」に、莜麺目当てに行ってみました。
晋陽飯荘は、南新華街と珠市口西大街の交差店の近くにあります。結構立派な建物で、少し離れたところからでも簡単に発見できます。中国のある程度高級なレストランはそうであるように、建物の入り口付近にお姉さんが何人か立ってまして、やってくる客を捌いています。中に入りますと、そのお姉さんに二階に行くよう指示されました。
二階の部屋は結構広々としていて、重厚な内装ながら、明るい感じ。テーブルにつくと早速メニューを持ってきてくれましたが、写真入りでわかりやすいです。ここの名物の一つはダックを揚げたのを蒸しパンみたいなのにはさんで食べる料理らしいんですが、後日、北京ダックを食べるつもりにしていたので、ここではパス。注文したのは、下の写真のような品々。
前菜のつもりで頼んだ一品。味はソーセージに近い感じ。
キノコのスープです。
豚肉と野菜の炒め物です。ちょっと癖のある味付け。でも美味しいです。
白菜と栗のあんかけ(?) これは、以前、豊澤園飯荘でも食べたことがあって、結構印象に残っていたので頼んでみました。しかし、確か、豊澤園飯荘は山東料理の店だったはず。山東料理と山西料理ってあまり変わらないのか? それとも中華料理の代表的な一品なんでしょうか? それはともかく、シンプルな組み合わせながら、美味しいです。優しい味。
莜麺 これです、一度食べてみたかったのは。麺と一緒にタレというかスープが出てきます。これに付けて食べろということらしい。しかし、まずは麺のみ味わってみることに。この麺、結構粘着性があって、隣の麺とくっついているので、引きはがして味わいます。ほんのり甘味があって、もっちりとした弾力がある。弾力というのは、生八つ橋みたいな感じかしら。見た目も印象的ですが、味もなかなかよいです。ちなみに、この麺、材料はエン麦らしいです。タレは結構薄くて、スープみたいでした。
謎のデザート(?) ちょっとデザートを食べたいと思い、メニューを再度見てみたのですが、どうも適当なのが見あたらず、こんなのを注文してみました。これが、予想外のボリューム(いつものこと)。そして予想外の味。デザートというよりは、主食? でも、一緒に砂糖がでてきたんですよ。これを適当につけろということなのか。餅米と棗を一緒に蒸したようなの。それ自体に一応味はあるんですが、とても薄味。砂糖をつければ、デザートか? 味的には別に問題無いんですが、量が多すぎて残しました。
量は相変わらず多いですが、料理はどれも美味しいし、サービスも悪くないし、なかなか良かったですよ。代金は、204元(3000円くらい)でした。それにしても山西料理って何?
山西料理と言われても具体的に何も思い浮かばないのですが、調べてみると刀削麺が代表的な山西料理のようです。小麦粉を練って作った塊をナイフで削り取ってお湯に入れ茹でる麺。テレビで麺を削り取っている様子を見たことがあります。でもこれだけでは今ひとつピンときません。ウィキペディアの「菜系」の稿を見ると、揚子江の北にある地方の料理を江北料理と総称し、その江北料理の中に山西料理というのが含まれるようなのですが、同じウィキペディアで「山西料理」の稿を見ると、「現在この名前の項目はありません」だそうです(笑)。
何が山西料理かはともかく、この日の晩は、事前の調査で評判の良さそうな山西料理の店「晋陽飯荘」に、莜麺目当てに行ってみました。
晋陽飯荘は、南新華街と珠市口西大街の交差店の近くにあります。結構立派な建物で、少し離れたところからでも簡単に発見できます。中国のある程度高級なレストランはそうであるように、建物の入り口付近にお姉さんが何人か立ってまして、やってくる客を捌いています。中に入りますと、そのお姉さんに二階に行くよう指示されました。
二階の部屋は結構広々としていて、重厚な内装ながら、明るい感じ。テーブルにつくと早速メニューを持ってきてくれましたが、写真入りでわかりやすいです。ここの名物の一つはダックを揚げたのを蒸しパンみたいなのにはさんで食べる料理らしいんですが、後日、北京ダックを食べるつもりにしていたので、ここではパス。注文したのは、下の写真のような品々。
白菜と栗のあんかけ(?) これは、以前、豊澤園飯荘でも食べたことがあって、結構印象に残っていたので頼んでみました。しかし、確か、豊澤園飯荘は山東料理の店だったはず。山東料理と山西料理ってあまり変わらないのか? それとも中華料理の代表的な一品なんでしょうか? それはともかく、シンプルな組み合わせながら、美味しいです。優しい味。
莜麺 これです、一度食べてみたかったのは。麺と一緒にタレというかスープが出てきます。これに付けて食べろということらしい。しかし、まずは麺のみ味わってみることに。この麺、結構粘着性があって、隣の麺とくっついているので、引きはがして味わいます。ほんのり甘味があって、もっちりとした弾力がある。弾力というのは、生八つ橋みたいな感じかしら。見た目も印象的ですが、味もなかなかよいです。ちなみに、この麺、材料はエン麦らしいです。タレは結構薄くて、スープみたいでした。
謎のデザート(?) ちょっとデザートを食べたいと思い、メニューを再度見てみたのですが、どうも適当なのが見あたらず、こんなのを注文してみました。これが、予想外のボリューム(いつものこと)。そして予想外の味。デザートというよりは、主食? でも、一緒に砂糖がでてきたんですよ。これを適当につけろということなのか。餅米と棗を一緒に蒸したようなの。それ自体に一応味はあるんですが、とても薄味。砂糖をつければ、デザートか? 味的には別に問題無いんですが、量が多すぎて残しました。
量は相変わらず多いですが、料理はどれも美味しいし、サービスも悪くないし、なかなか良かったですよ。代金は、204元(3000円くらい)でした。それにしても山西料理って何?
by 21016bh
| 2009-12-30 19:20
| 北京09-10