2012年 08月 16日
长寿面馆乡吧岛香辣小龙虾(寿宁路店) |
今日のお昼は、ザリガニです。
上海といえば上海蟹。しかし、上海蟹の季節は、秋から冬にかけてです。しかし夏の上海で、地元の人たちはザリガニを食べるらしい。そんな情報を、なんとなく仕入れまして、早速、ザリガニの店を調査。ところが、ザリガニの店は割と郊外に多いのです。しかも、営業時間が全般に遅め。遅い時間に遠出をするのもちょっと面倒かなあ。ザリガニって夜の食べ物なんでしょうか? しかし、さらに調べますと、寿寧路という上海の街中にある通りに、ザリガニの店がいくつかありそうです。しかも昼から営業しているところもある。そこで今回は寿寧路にある長寿麺館という店に行ってみました。
ザリガニって日本でも食べるんでしょうか? 私は生まれてこのかた食べたことがありません。初めての食べ物にウキウキしながら、早めに午前10時半頃に寿寧路に到着。あまりに早すぎて、これから昼ご飯を食べようという気にもなりません。さっきホテルで豪華な朝ごはんを食べたばかりです。そこで、ちょっとばかり付近を散策します。
近くには、大きなショッピングセンターもあったりしまして、間違いなく上海の街中なのですが、そのビル群から少し南に下りますと低層の住宅や商店の建物群が広がっています。そんな中に寿寧路があります。中でもこの寿寧路はそこだけ異空間になってましてザリガニの店が集結しています。通りを歩きますと、ザリガニやシャコががカゴに入って置かれていたり、道ばたで岩牡蠣(? 夏に?)を洗っている人がいたり。
さて、目当ての長寿麺館という店の前に来てみますと、なんと営業は夕方から開始の案内。あれ? 事前の情報と違うなと思いながら、別の店にしようかと歩いていますと、長寿麺館の別の店舗がありまして、こちらは午前中より営業しているのでした。やはり夜の食べ物。昼は1店舗で営業、夜は2店舗での営業ということでしょうか。店の前では、大きな鍋でザリガニを茹でているお兄さんと、店の主人と思われるおじさんがいます。店内に入ろうとしますと、どうやら満席とのこと。向かい側を指して、「あっちにもあるよ」と言われた(ような気がしました)が、もし違っていたらいけません。目当てのザリガニにありつけなかったら、なんのために来たのか。そこで、中国語会話帳を取り出しまして、「ここで待つ」と意思表示。すると、親切に歩道に椅子を出してきてくれまして、すぐ案内するから、待っててくれとのこと。待っている間も、「今、別の客が来たけど、ここに待っている人がいるからと断ったんだ」とか、「このたばこは日本製だぞ(とマイルドセブンを見せてくれたり)」「何が食べたいんだ? そうかザリガニか」と言われたり(しているような気が)しましが、中国語なので全くわからず。しかし、とても感じのいい人です。
食べやすさのための小細工など一切無しの、茹でザリガニです(塩茹でではありません。味付けがしてあります)。決して柔らかくはない殻を割り、手足をむしり取り、中のミソとわずかな身を食べます。店内には数十匹の山盛りのザリガニを一人で、あるいはグループで食べている地元の方々。汚れることが前提なのか、テーブルの上はビニールカバー。ビニール手袋もテーブルに常備されています。食べきるには、熟練と体力、忍耐力が要求されます。しかし、たまにはこんな食べ物も楽しいですね。訪れる際は、汚れてもいい服装をされることを強くお薦めします。昔、パリで山盛りのムール貝と格闘したことが思い出されます。
一緒に注文した貝の料理。こちらもワイルドに手づかみプラス爪楊枝で食べます。美味しい。日本だとサザエの壺焼きみたいに、そのまま焼いて、醤油を少し垂らして食べる、というのが基本の食べ方だと思いますが、こちらでは、しっかり味のついた状態。といっても、貝自体が強い味を持っているので、十分に貝の味を味わえます。
とにかく、昼は軽めに、という予定だったので、周囲の中国人が大量にザリガニの食べかすを積み上げている中、試食程度で済ませて店を出ました。今度機会があったら、もっとモリモリ食べてみたいです。でも疲れそう。
上海といえば上海蟹。しかし、上海蟹の季節は、秋から冬にかけてです。しかし夏の上海で、地元の人たちはザリガニを食べるらしい。そんな情報を、なんとなく仕入れまして、早速、ザリガニの店を調査。ところが、ザリガニの店は割と郊外に多いのです。しかも、営業時間が全般に遅め。遅い時間に遠出をするのもちょっと面倒かなあ。ザリガニって夜の食べ物なんでしょうか? しかし、さらに調べますと、寿寧路という上海の街中にある通りに、ザリガニの店がいくつかありそうです。しかも昼から営業しているところもある。そこで今回は寿寧路にある長寿麺館という店に行ってみました。
ザリガニって日本でも食べるんでしょうか? 私は生まれてこのかた食べたことがありません。初めての食べ物にウキウキしながら、早めに午前10時半頃に寿寧路に到着。あまりに早すぎて、これから昼ご飯を食べようという気にもなりません。さっきホテルで豪華な朝ごはんを食べたばかりです。そこで、ちょっとばかり付近を散策します。
近くには、大きなショッピングセンターもあったりしまして、間違いなく上海の街中なのですが、そのビル群から少し南に下りますと低層の住宅や商店の建物群が広がっています。そんな中に寿寧路があります。中でもこの寿寧路はそこだけ異空間になってましてザリガニの店が集結しています。通りを歩きますと、ザリガニやシャコががカゴに入って置かれていたり、道ばたで岩牡蠣(? 夏に?)を洗っている人がいたり。
さて、目当ての長寿麺館という店の前に来てみますと、なんと営業は夕方から開始の案内。あれ? 事前の情報と違うなと思いながら、別の店にしようかと歩いていますと、長寿麺館の別の店舗がありまして、こちらは午前中より営業しているのでした。やはり夜の食べ物。昼は1店舗で営業、夜は2店舗での営業ということでしょうか。店の前では、大きな鍋でザリガニを茹でているお兄さんと、店の主人と思われるおじさんがいます。店内に入ろうとしますと、どうやら満席とのこと。向かい側を指して、「あっちにもあるよ」と言われた(ような気がしました)が、もし違っていたらいけません。目当てのザリガニにありつけなかったら、なんのために来たのか。そこで、中国語会話帳を取り出しまして、「ここで待つ」と意思表示。すると、親切に歩道に椅子を出してきてくれまして、すぐ案内するから、待っててくれとのこと。待っている間も、「今、別の客が来たけど、ここに待っている人がいるからと断ったんだ」とか、「このたばこは日本製だぞ(とマイルドセブンを見せてくれたり)」「何が食べたいんだ? そうかザリガニか」と言われたり(しているような気が)しましが、中国語なので全くわからず。しかし、とても感じのいい人です。
食べやすさのための小細工など一切無しの、茹でザリガニです(塩茹でではありません。味付けがしてあります)。決して柔らかくはない殻を割り、手足をむしり取り、中のミソとわずかな身を食べます。店内には数十匹の山盛りのザリガニを一人で、あるいはグループで食べている地元の方々。汚れることが前提なのか、テーブルの上はビニールカバー。ビニール手袋もテーブルに常備されています。食べきるには、熟練と体力、忍耐力が要求されます。しかし、たまにはこんな食べ物も楽しいですね。訪れる際は、汚れてもいい服装をされることを強くお薦めします。昔、パリで山盛りのムール貝と格闘したことが思い出されます。
一緒に注文した貝の料理。こちらもワイルドに手づかみプラス爪楊枝で食べます。美味しい。日本だとサザエの壺焼きみたいに、そのまま焼いて、醤油を少し垂らして食べる、というのが基本の食べ方だと思いますが、こちらでは、しっかり味のついた状態。といっても、貝自体が強い味を持っているので、十分に貝の味を味わえます。
とにかく、昼は軽めに、という予定だったので、周囲の中国人が大量にザリガニの食べかすを積み上げている中、試食程度で済ませて店を出ました。今度機会があったら、もっとモリモリ食べてみたいです。でも疲れそう。
by 21016bh
| 2012-08-16 11:11
| 上海、西安12