2007年 09月 26日
フリーダ・カーロ回顧展 |
フリーダ・カーロの絵の実物を見てみたい、というのが私がメキシコシティを訪れた理由の一つでした。フリーダ・カーロという画家はメキシコを代表する画家の一人だと思いますが、必ずしも日本での知名度は高くないようで、私の身の回りの人に訊いてみてもほとんど誰も知りませんでした。しかし、彼女の絵には一度見たら忘れられない、強いインパクトがあります。
今年はフリーダ・カーロの生誕百年にあたるということで、メキシコシティで大規模な回顧展をやっているのでした。本来なら、メキシコシティ南部の交通の便がかならずしもよくなさそうな所にあるドロレス・オルメド・パティニョ美術館やフリーダ・カーロ博物館などに収蔵されている絵、あるいは海外に流出している絵などがの多くが、この時だけ、メキシコシティ中心部にある、ベジャス・アルテス宮殿に集められて展示されているとのことでした。
実は、この展覧会に行く前日に、旅行社主催の市内観光ツアーに参加していたのですが、丁度、9時半くらいにこのベジャス・アルテス宮殿の前を通ったのでした。その時、美術展開場前であったにもかかわらず、かなりの人の列ができているのを見て、これは早めに来なければいけないと思い、当日は、30分ほどまえに会場に到着しました。案の定、長い列ができてはいましたが、幸い、開場後はそれほど待たされることもなく中に入ることができました。
建物の入り口で、簡単な手荷物検査があり、次に窓口でチケットを購入します(N$35、N$1=¥11くらい)。さあ、展示室へ、と思ったら、また建物内部で列に並ぶのでした。展示室は二階と三階にありました。絵は二階、写真や手紙などの関連資料が三階でした。始めのうちは、列の先頭から順番に二階の絵画展示室に案内していたようですが、それでは、待ち時間がかかりすぎるのか、途中から、一部は三階の資料展示室に先に案内されました。
私も先に三階に案内されました。しかし、写真はともかく、手紙などになるとスペイン語が読めないので、まったくわかりません。かといってすぐに二階に下りていっても絵は見られないかもしれないと思い、三階の展示室とその外の通路とを行ったり来たりしていました。すると目に飛び込んできたのが大壁画。ベジャス・アルテス宮殿の内部には、ディエゴ・リベラやシケイロスの壁画があるのでした。しかも間近で見ることができます。フリーダ・カーロの前に、リベラやシケイロスの壁画に感激しました。
実物の絵を見た感想は、どの絵も思いの外小さい、ということでした。唯一「二人のフリーダ」という絵だけは大きなものでした。数々の激しい絵は、さぞかし大きな迫力のある画面に描かれているのだろうと勝手に想像していたのですが、おそらくフリーダ・カーロは病気や事故で体がとても弱かったので、大きな絵を描くが困難だったのでしょう。どれも比較的小振りの絵で、それに驚きました。
会場は、大変な人出でした。フリーダ・カーロの絵だけでなく、手紙や写真なども多数展示されていたのですが、写真はともかく、手紙の方は全く読めないので素通りしました。結構な人が手紙などを読んでいるようでしたが。
今年はフリーダ・カーロの生誕百年にあたるということで、メキシコシティで大規模な回顧展をやっているのでした。本来なら、メキシコシティ南部の交通の便がかならずしもよくなさそうな所にあるドロレス・オルメド・パティニョ美術館やフリーダ・カーロ博物館などに収蔵されている絵、あるいは海外に流出している絵などがの多くが、この時だけ、メキシコシティ中心部にある、ベジャス・アルテス宮殿に集められて展示されているとのことでした。
実は、この展覧会に行く前日に、旅行社主催の市内観光ツアーに参加していたのですが、丁度、9時半くらいにこのベジャス・アルテス宮殿の前を通ったのでした。その時、美術展開場前であったにもかかわらず、かなりの人の列ができているのを見て、これは早めに来なければいけないと思い、当日は、30分ほどまえに会場に到着しました。案の定、長い列ができてはいましたが、幸い、開場後はそれほど待たされることもなく中に入ることができました。
建物の入り口で、簡単な手荷物検査があり、次に窓口でチケットを購入します(N$35、N$1=¥11くらい)。さあ、展示室へ、と思ったら、また建物内部で列に並ぶのでした。展示室は二階と三階にありました。絵は二階、写真や手紙などの関連資料が三階でした。始めのうちは、列の先頭から順番に二階の絵画展示室に案内していたようですが、それでは、待ち時間がかかりすぎるのか、途中から、一部は三階の資料展示室に先に案内されました。
私も先に三階に案内されました。しかし、写真はともかく、手紙などになるとスペイン語が読めないので、まったくわかりません。かといってすぐに二階に下りていっても絵は見られないかもしれないと思い、三階の展示室とその外の通路とを行ったり来たりしていました。すると目に飛び込んできたのが大壁画。ベジャス・アルテス宮殿の内部には、ディエゴ・リベラやシケイロスの壁画があるのでした。しかも間近で見ることができます。フリーダ・カーロの前に、リベラやシケイロスの壁画に感激しました。
実物の絵を見た感想は、どの絵も思いの外小さい、ということでした。唯一「二人のフリーダ」という絵だけは大きなものでした。数々の激しい絵は、さぞかし大きな迫力のある画面に描かれているのだろうと勝手に想像していたのですが、おそらくフリーダ・カーロは病気や事故で体がとても弱かったので、大きな絵を描くが困難だったのでしょう。どれも比較的小振りの絵で、それに驚きました。
会場は、大変な人出でした。フリーダ・カーロの絵だけでなく、手紙や写真なども多数展示されていたのですが、写真はともかく、手紙の方は全く読めないので素通りしました。結構な人が手紙などを読んでいるようでしたが。
by 21016bh
| 2007-09-26 21:02
| メキシコ07