2009年 01月 26日
ルクソール博物館 |
カルナック神殿を観光後、昼食をとり、ホテルにチェックイン。その後、いったん休憩になりました。再集合は、18:00。確かに、この日は早朝にカイロを出発したので、休憩があるのは、日程的にはいいのですが、しかし、一方で、はるばる日本からやってきて、昼間、ホテルで寝ているというのは、あまりにもったいないとも思います。それで、この時間に、ルクソール博物館に行ってみました。
本当は、ホテルからはちょっと遠いので、タクシーで行った方がいいのですが、ぼったくりタクシーが多いとかガイドブックなどに書かれているので、徒歩で向かいました。ホテルを出て、北の方角に歩いていきます(ハーリド・ブン・ワリード通り)。ソネスタ・セントジョージなど、大型ホテルをいくつか越え、高く長い塀沿いにさらに進みますと、やがて三叉路にぶつかります。そこを左前方に進むと、ナイル川沿いの道に出ます(ナフル・イン・ニール通り)。この道をさらに川沿いに北上。広々とした歩道は川面より結構高いところにあって、また川から少し引っ込んだところにあって、歩道から川側に階段を降りるとレストランがあったり、停泊しているクルーズ船に乗れたりできるようになっています。歩道には、外国人観光客と、それを目当てにしたファルーカなどの呼び込みの人々などが結構います。人通りがものすごく多いわけではありませんでしたが、明るく開けた感じで治安の面で不安に感じることはありませんでした。右手にウィンター・パレス・ホテル、ルクソール神殿を見ながらさらに進みます。メルキュール・ホテルを越えると、ようやく右手に目指すルクソール博物館が現れました。
入り口でチケットを買い(£E80)、敷地内に入って、直進すると、そこは、博物館の入り口ではありません。敷地内に入って、正面の建物沿いに左奥に進むと、そこに入り口がありました。中は日本の地方の美術館くらいの大きさ(って適当ですが)、かつ展示品の間隔も日本の美術館のそれと同じくらい。カイロの考古学博物館は、やたら展示品が多くて、雑然とした感じすらありますが、ここはもっと整然としています。
中に入って、展示品を二つ三つ見ていると、階段に腰をおろしていた警備員みたいのが、「どこから来たのか? (いくらかチップをくれれば)写真を撮ってもいいぞ」と言ってきました。館内はカメラもビデオも禁止のはずなので、これは怪しい。もしかしたら、小銭を渡せば本当に写真を撮影できたかもしれませんが、これは規則違反だし、もしかしたら、別のグルになっている警備員に捕まって、チップの上に罰金(という名のバクシーシ)までとられるかもしれないとか、いろいろ瞬時に考え、断りました。それに、基本的に、私、あまり美術館や博物館の中で写真は撮りません。収蔵品目録とかそういうのを買った方が、記念にもなるし、写真もずっと綺麗だからです。断ったら、別にしつこくもなく、あっさり引き下がってくれました。
博物館は二階建てになっていて、彫像あり、レリーフあり、ミイラあり。アクエンアテンの馬面の頭部の彫像がなかなか印象的。
それほど広くはないとはいえ、一通り見終えたら、結構疲れました。帰り際、出口の左奥に売店があったので、博物館の収蔵品目録みたいなのはないかと思って見てみたのですが、これが、ほとんど土産物屋みたいな売店で、あまり適当なものがない。それでも、薄い写真集(というか冊子)みたいなのがあったので、値段を聞くと、30ページほどの冊子、二冊で£E80と言います(だいたい値段が表示されていないので何とでも言えるのです)。こっちの物価を考えたらもっと安いはずと思い、もっとまけろというと、渋っているのですが、連れのカバンのポケットにはいっているキャンディーをめざとく見つけると、キャンディーをくれれば、まけるといいます。2、3粒やると、「小さい子供がいるんだ。全部くれ」とか言って、結局、一袋巻き上げられてしまいました。さらにボールペンもやると、2冊で£E50になりました。ここ、一応、国立の博物館だと思うんですが、こんなところで値切り交渉をする必要があるとは思いませんでした。
さて、建物を出ましたが、かなり疲れていたので、休みたい。博物館に併設された喫茶店があったので、入ってみました。食事もできるみたいでしたけど、喫茶をお願いすると、奥の屋外の席に案内されました。話し好きの店長だかチーフだかがやって来て、我々が日本人であることがわかると「ナカータ! ナカムーラ!」と日本人のサッカー選手の名前をいろいろあげてくれました。私、サッカーのことは全然知らないんですが、サッカー選手って随分、知名度が高いんですね。で、そのチーフにカプチーノとアイスクリームを頼みました。アイスは、「マンゴーとかいろいろあるが、どれにするか?」と聞かれたので、マンゴーとチョコレートか何かを頼んだのですが、持ってきたのは、バニラとストロベリー。たぶん、売り切れていたんでしょうけど。どうでもいいけど、適当なのね。予想してましたけど。味は、まあ、普通。客のほとんどは外国人のようでした。
帰りも歩いて帰ります。川沿いを南へ。来たときより、距離感がわかっているためか、ホテルまでが近くに感じられました。
本当は、ホテルからはちょっと遠いので、タクシーで行った方がいいのですが、ぼったくりタクシーが多いとかガイドブックなどに書かれているので、徒歩で向かいました。ホテルを出て、北の方角に歩いていきます(ハーリド・ブン・ワリード通り)。ソネスタ・セントジョージなど、大型ホテルをいくつか越え、高く長い塀沿いにさらに進みますと、やがて三叉路にぶつかります。そこを左前方に進むと、ナイル川沿いの道に出ます(ナフル・イン・ニール通り)。この道をさらに川沿いに北上。広々とした歩道は川面より結構高いところにあって、また川から少し引っ込んだところにあって、歩道から川側に階段を降りるとレストランがあったり、停泊しているクルーズ船に乗れたりできるようになっています。歩道には、外国人観光客と、それを目当てにしたファルーカなどの呼び込みの人々などが結構います。人通りがものすごく多いわけではありませんでしたが、明るく開けた感じで治安の面で不安に感じることはありませんでした。右手にウィンター・パレス・ホテル、ルクソール神殿を見ながらさらに進みます。メルキュール・ホテルを越えると、ようやく右手に目指すルクソール博物館が現れました。
入り口でチケットを買い(£E80)、敷地内に入って、直進すると、そこは、博物館の入り口ではありません。敷地内に入って、正面の建物沿いに左奥に進むと、そこに入り口がありました。中は日本の地方の美術館くらいの大きさ(って適当ですが)、かつ展示品の間隔も日本の美術館のそれと同じくらい。カイロの考古学博物館は、やたら展示品が多くて、雑然とした感じすらありますが、ここはもっと整然としています。
中に入って、展示品を二つ三つ見ていると、階段に腰をおろしていた警備員みたいのが、「どこから来たのか? (いくらかチップをくれれば)写真を撮ってもいいぞ」と言ってきました。館内はカメラもビデオも禁止のはずなので、これは怪しい。もしかしたら、小銭を渡せば本当に写真を撮影できたかもしれませんが、これは規則違反だし、もしかしたら、別のグルになっている警備員に捕まって、チップの上に罰金(という名のバクシーシ)までとられるかもしれないとか、いろいろ瞬時に考え、断りました。それに、基本的に、私、あまり美術館や博物館の中で写真は撮りません。収蔵品目録とかそういうのを買った方が、記念にもなるし、写真もずっと綺麗だからです。断ったら、別にしつこくもなく、あっさり引き下がってくれました。
博物館は二階建てになっていて、彫像あり、レリーフあり、ミイラあり。アクエンアテンの馬面の頭部の彫像がなかなか印象的。
それほど広くはないとはいえ、一通り見終えたら、結構疲れました。帰り際、出口の左奥に売店があったので、博物館の収蔵品目録みたいなのはないかと思って見てみたのですが、これが、ほとんど土産物屋みたいな売店で、あまり適当なものがない。それでも、薄い写真集(というか冊子)みたいなのがあったので、値段を聞くと、30ページほどの冊子、二冊で£E80と言います(だいたい値段が表示されていないので何とでも言えるのです)。こっちの物価を考えたらもっと安いはずと思い、もっとまけろというと、渋っているのですが、連れのカバンのポケットにはいっているキャンディーをめざとく見つけると、キャンディーをくれれば、まけるといいます。2、3粒やると、「小さい子供がいるんだ。全部くれ」とか言って、結局、一袋巻き上げられてしまいました。さらにボールペンもやると、2冊で£E50になりました。ここ、一応、国立の博物館だと思うんですが、こんなところで値切り交渉をする必要があるとは思いませんでした。
さて、建物を出ましたが、かなり疲れていたので、休みたい。博物館に併設された喫茶店があったので、入ってみました。食事もできるみたいでしたけど、喫茶をお願いすると、奥の屋外の席に案内されました。話し好きの店長だかチーフだかがやって来て、我々が日本人であることがわかると「ナカータ! ナカムーラ!」と日本人のサッカー選手の名前をいろいろあげてくれました。私、サッカーのことは全然知らないんですが、サッカー選手って随分、知名度が高いんですね。で、そのチーフにカプチーノとアイスクリームを頼みました。アイスは、「マンゴーとかいろいろあるが、どれにするか?」と聞かれたので、マンゴーとチョコレートか何かを頼んだのですが、持ってきたのは、バニラとストロベリー。たぶん、売り切れていたんでしょうけど。どうでもいいけど、適当なのね。予想してましたけど。味は、まあ、普通。客のほとんどは外国人のようでした。
帰りも歩いて帰ります。川沿いを南へ。来たときより、距離感がわかっているためか、ホテルまでが近くに感じられました。
by 21016bh
| 2009-01-26 01:17
| エジプト08-09